保険会社と示談する前に
千葉で交通事故の無料相談ができる弁護士をお探しの方へ。このページでは、弁護士が「保険会社と示談する前の注意点」について解説しています。
交通事故に遭ってしまったとき、仕事の対応や、病院や保険会社とのやり取りもあり、大変ですよね。
今後の生活や仕事への不安なども出てきてしまうと、大きなストレスになってしまいます。
ここでは、保険会社や慰謝料について詳しく説明していきます。
交通事故における保険会社って?
交通事故に遭ってしまったときって、相手の保険会社とのやり取りだけでいいんですか?
いいえ、それ以外にも自分の加入している保険も関係してくることもありますよ。
そうなんですね。保険会社や仕組みについて教えてください!
自賠責保険は強制加入
自賠責保険とは、「自動車損害賠償責任保険」の略称で、自動車やバイクなどを運転する際に、法律によって加入が義務付けられている強制保険です。
もし、自賠責保険に加入しないまま運転した場合は、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」「免許停止処分(違反点数6点)」という罰則が設けられています。
また、自賠責保険は人身事故のみ対象となっており、物損事故は補償されません。
相手方の保険会社と交渉
交通事故に遭ってしまったとき、やり取りをすることになるのが、相手保険会社です。
保険会社は、相場よりも低い示談金額を提示してくることが多いといわれてます。
納得できる賠償金を獲得するためにも、ある程度知識を身につけておくことが必要です。
弁護士費用特約とは
弁護士費用特約とは、任意保険に付随する特約のことで、交通事故に遭った被害者の方が、加害者側(主に相手保険会社)に対して損害賠償請求を行うときなどの弁護士費用を保険会社が負担するというものです。
また、限度額は、およそ300万円程度に設定されていることが多く、ご自身が加入していなくてもご家族が加入していたら弁護士費用特約を使えることもあります。
弁護士費用特約に加入していると、示談交渉や書類の作成などの多くの手間を、費用の心配をせずに弁護士に任せることができます。
交通事故に関連する保険
特徴 | |
---|---|
自賠責保険 | 自動車やバイクの運転者は必ず加入。 |
相手方の保険 | 加害者側の保険。事故が起きた際の賠償金の請求先。 |
自分の保険 | 弁護士費用特約に加入していると弁護士費用を保険会社が負担。 |
請求できる慰謝料の種類って?
交通事故の慰謝料ってどのような種類があるんですか?
入通院慰謝料、後遺障害慰謝料、死亡慰謝料の3つがありますよ。
なるほど。慰謝料にもさまざまな種類があるんですね。
慰謝料の種類は3つ
入通院慰謝料
入通院慰謝料とは、交通事故により負った怪我の治療費などの実費以外に、入通院することの苦痛に対する精神的慰謝料のことをいいます。
後遺障害慰謝料
交通事故などにより負った怪我により、治療の甲斐なく、身体に機能障害や神経症状が残ってしまったことについて、後遺障害等級の認定を受けたものに対して支払われる慰謝料のことをいいます。
後遺障害慰謝料の金額は、等級によって決められています。
死亡慰謝料
交通事故などによって、被害者の方が亡くなられてしまった場合に死亡慰謝料が支払われます。
死亡慰謝料には、亡くなったご本人に対する慰謝料とご遺族に対する慰謝料の2種類があります。
慰謝料相場の3つの基準
自賠責基準
法律で自動車の運転手が必ず入るよう定められている「自賠責保険」における保障法に基づいた基準のことです。
任意保険基準
加入が強制ではない「任意保険」が独自に設定している基準のことです。
弁護士基準
過去の判例をもとに弁護士が代理して交渉する場合の基準のことです。
金額は、高い順で「弁護士基準」「任意保険基準」「自賠責基準」となっています。
慰謝料のほかに請求できるもの
交通事故に遭い、怪我を負ってしまったとき治療費や通院交通費などさまざまな面でお金がかかります。
治療費やリハビリ費用、治療器具費などの交通事故により発生してしまった損害のことを「積極損害」といい、これらももちろん請求することができます。
また、「消極損害」と呼ばれる交通事故に遭わなければ、本来得られるはずだった利益のことであり、休業損害や逸失利益がそれにあたります。
(まとめ表)
自賠責基準 | 強制加入で相場基準は最も低い。 |
---|---|
任意保険基準 | 任意で加入で相場基準は3つの中で中間。 |
弁護士基準 | 過去の判例を基にしており、相場基準は最も高い。 |
弁護士に相談するべき?
交通事故に遭ったときって弁護士に相談したほうがいいんですか?
もちろんです。最近では、気軽に交通事故の相談ができる法律事務所も増えていますしね。
そうなんですね!誰かに相談することで心の負担も少し減ったように感じますもんね。
弁護士に相談するメリットとは
交通事故に遭ったとき、何をどう対処してよいか分からなくなり、心身ともに疲労を感じてしまうと思います。
自分自身で、警察や保険会社とやり取りをしたり、通院をしていると、難しい専門用語もたくさん出てくるでしょう。
法律の専門家である弁護士に相談することで、これからどのように動いていけばよいかも分かり、不安も解消することができます。
相談費用は無料のところが増えている!?
弁護士に相談するとなると、やはり気になるのが弁護士費用ですよね。
高額な相談料がかかってしまうのではないかと思っている方もいるかも知れませんが、最近では、相談は無料で行っているところが増えているといわれています。
インターネットなどで「交通事故 無料相談」などで検索をかけると、たくさん見つかります。
アトム法律事務所においても、電話やLINEアプリを用いて無料相談を行っています。
交通事故に遭ってしまっても、ひとりで悩むことなく、まずは弁護士に無料相談してみることをおすすめします。
弁護士に相談するタイミングとは
それでは、相談するタイミングはいつごろがいいのでしょうか?
それは、治療終了直後がもっとも良いとされています。
しかし、怪我の具合やその他の状況によっては違ったタイミングが最善となることもあります。
無料で相談できるので、できるだけ早いほうがいいでしょう。
もし交通事故に遭ってしまったら、まずは弊所のLINE無料相談や無料電話相談にお気軽にお問い合わせください。
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